install



A. Gaucheのインストール

Gauche はソースアーカイブとして配布されています。Debian GNU/Linux や FreeBSD などのパッケージとしても配布されているようですが、最新のものではありません。 最新のものを使うには、ソースアーカイブファイルをダウンロードして、自分で ビルドしてインストールする必要があります。したがって、gcc や make が お使いのシステムにインストールされていることが必要です。

A.1. 正式リリースからのビルド

A.1.1. ソースアーカイブファイルの取得

  • Gauche の公式サイト(日本語) へブラウザでアクセス
  • ダウンロードのページへ移動。 ここに簡単なインストール方法が書いてあります。
  • ダウンロードのページにの最初の方に、ダウンロードのためのリンクがあります。 現時点ではGauche-0.8.7.tgz が最新バージョンです
  • ダウンロードのためのリンクをクリックすると、ミラーサイトの一覧が でてきますので、適当なところの Download 欄をクリックして、 ソースアーカイブファイルを取得して、適当なディレクトリに保存してください。

A.1.2. アーカイブファイルからのビルド

  • 1. 展開
    ソースアーカイブファイルを適当なディレクトリに保存したら、これを展開します。
    $ tar zxf Gauche-0.8.3.tgz
    
  • 2. ディレクトリ移動
    展開すると、Gauche-0.8.3 というサブディレクトリができて、そのディレクトリ 以下にソースコードが展開されています。このサブディレクトリに移動します。
    $ cd Gauche-0.8.3
    
  • 3. configure
    configure スクリプトを起動します。configure スクリプトにはいろいろな オプションがあります。その内容が知りたければ、まず、
    $ ./configure --help
    
    とやって、下さい。なにも指定しない場合には、Gauche は /usr/local 配下の サブディレクトリにインストールされます。ここでは、$HOME/gauche 以下に インストールすることにします。
    ./configure --prefix=$HOME/gauche
    
    configure スクリプトの実行 log は config.log というファイルに保存されます。
  • 4. ビルドおよびチェック
    configure がエラーなく終了したら、次は、ビルドします。
    $ make
    
    これも、エラーなく終了したら、チェックを走らせます。
    $ make check
    
    いろいろなテストが行われ、すべてパスしたら、
    $ make install
    
    します。
  • 5. パスの設定
    Gauche のインタープリタがフルパスでなくても起動できるように環境変数 PATH を設定します。シェルが bash なら、
    $ export PATH=$HOME/gauche/bin:$PATH
    
    とします。$HOME/.bashrc に
    export PATH=$HOME/gauche/bin:$PATH
    
    と書いておけば、ログインのたびに環境変数を設定する必要がなくなります。
  • 6. バージョンの確認
    -V オプションを付けて、gosh を起動します。
    $ gosh -V
    Gauche scheme interpreter, version 0.8.3 [euc-jp]
    
    これでインストールが終りです。

A.2. CVS リポジトリ

最先端のバージョンの「追っかけ」をやりたければ、sourceforge の cvs リポジトリが利用できます。

ただし、CVS リポジトリのものをビルドするには最新の正式リリースの ソースアーカイブから作成した Gauche がインストールされている必要が あります。また、2.54 以上のバージョンの autoconf が必要です。

  • 1. cvs ログイン
    最初のcvsアクセスの時だけ、login が必要です。
    $ cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.net:/cvsroot/gauche login
    
    パスワードを訊かれますが、何も入れず、ENTERキーを押してください。
  • 2. チェックアウト
    cvs login でエラーがでなければ、以下のようにするとGaucheの最先端の ソースファイル一式がチェックアウトできます。
    $ cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.net:/cvsroot/gauche checkout Gauche
    
  • 3. 準備 configure ファイルなどの準備をします。
    $ cd Gauche
    $ ./DIST gen
    
  • 4. configure、make、make check、make install ここからは、正式リリースのソースアーカイブファイルからのビルドと同じ手順です。
    $ ./configure --prefix=$HOME
    $ make
    $ make check
    $ make install
    $ export $PATH=$HOME/gauche/bin:$PATH
    
  • 5. ワーキングディレクトリの更新 ワーキングディレクトリ内で、
    cvs up -dP
    
    とすれば、いつでも最新の状態になります。

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